WordPressでAmazonの商品を表示することが出来るプラグイン「Simple Amazon」Ver.6.0 をリリースしました。
Ver.6.0 ではテンプレート機能を追加しました。
Ver.5.4からVer.6.0への主な変更点は以下の通りです。
- テンプレート機能を追加した。
- リスト機能を追加した。
ダウンロード
使い方
インストール方法や使用方法については、ファイルに同梱してあるreadme.txt、または、以下の「Simple Amazon」のページを参照してください。
アップデート
アップデートは基本的にプラグインファイルの置き換えだけで完了します。
ただし、今回はテンプレート機能が追加されたので、ファイルのアップデート後、管理画面で使用するテンプレートを選択して設定を更新してください。以前のVer.での表示設定とテンプレートの対応は以下のとおりです。
- sa-full.php : Full ( 画像、タイトル、出版社、発売時期など)
- sa-default.php : Simple ( 画像とタイトルのみ )
- sa-title.php : Title ( タイトルのみ )
- sa-image.php : Image ( 画像のみ )
Ver.6.0で変わったこと
商品リストの表示
商品リストを表示します。もっというと、ItemSearchのオペレーションを実行して、その結果をリストする関数です。
利用するにはあらかじめテンプレートのAmazonの商品リストを表示したい場所で以下の関数を使用します。
<?php simple_amazon_list_view( $params, $domain, $styles ); ?>
$params はProduct Advertising APIのリクエストパラメータがそのまま使えます。より詳しい内容は Product Advertising API の APIリファレンス -> オペレーション -> ItemSearch のページを参照してください。
$domain は Amazon のドメイン(ca, cn, de, es, com, fr, it, ja, uk, javari.jp)です。この項目は省略可能です。省略した場合は WordPress の wp-config.php に設定されている WPLANG に合わせたドメインが設定されます。
$styles はリスト表示する際のタグなどを指定することが出来ます。設定出来る項目は以下のようになっています。この項目は省略可能です。
imgsize | 設定出来る値は small / medium / large の3つ。デフォルトは small です。 |
---|---|
before_list | リストの前に付く文字列。デフォルトは <ul> です。 |
after_list | リストの後ろに付く文字列。デフォルトは</ul> です。 |
before_li | リストの各項目の前に付く文字列。デフォルトは <li> です。 |
after_li | リストの各項目の後ろに付く文字列。デフォルトは </li> です。 |
show_thumbnail | 画像を表示するか否か。表示する場合は true、表示しない場合は false を指定します。デフォルトは true です。 |
show_title | タイトルなどの文字列を表示するか否か。表示する場合は true、表示しない場合は false を指定します。デフォルトは true です。 |
設定例
以下は WPLANG に ja が設定されている場合の設定例です。(日本語版を使用している場合は通常 ja が設定されていると思われます。)
本 – コミックカテゴリの商品のタイトル(画像なし)を売れている順番でリストする場合。
<?php
$params = array('SearchIndex' => 'Books', 'BrowseNode' => '466280');
$styles = array('show_thumbnail' => false);
simple_amazon_list_view($params, null, $styles);
?>
DVDカテゴリの商品の画像だけを売れている順番でリストする場合。
<?php
$style = array(before_list => '<ul class="clearfix">', 'show_title' => false);
$params = array('SearchIndex' => 'DVD', 'BrowseNode' => '561958');
simple_amazon_list_view($params, null, $styles);
?>
テンプレート機能
テンプレートファイルを作成して /template にいれることで、出力される商品情報のHTMLを変更することが出来ます。表示するテンプレートは管理画面で変更できます。
テンプレートファイルで使える変数などは /template/sa-default.php を参照してください。
という感じ
Ver.5.4から実に3年ぶりの更新となりました。実は、ver.5.4 と ver.6.0 の間に ver.5.4.1 と ver.5.5 があるのですが、内部でテスト使用しているうちに月日が流れ今日に至る。とりあえず今回はテンプレート機能が追加できて満足です。