ニトリのスキレット「ニトスキ」や、百円ショップの「百スキ」が大人気の昨今。使用前(シーズニングの方法)と使用後のお手入れ方法をまとめてみました! 鋳物・鉄鍋も同じ手順でOK! 慣れてしまえば簡単です!
私が使っているのは「ニトリ」の6インチ:直径17cmくらいのスキレット。これが500円程度で買えちゃうので大人気。100円ショップ「ダイソー」のスキレットも探しましたが、生産終了したのか売ってないようです。
追記
最近は「ダイソー」で200円〜300円の鉄鍋・鋳物の器が発売されています! 鋳物なら同じ手順で手入れができます。
お手入れ方法はタグに書かれていたやり方を参考にしつつ、より簡単にできるようにしています。
スキレット・鋳物の基本
使用時に必要なもの
- 食器用洗剤(初回のみ)
- ミトン
- 鍋敷き
- サラダオイルまたはオリーブオイル
- キッチンペーパー
- 箸
- スポンジやブラシ・タワシ
- あると便利なもの:重曹、もんじゃ焼きのヘラ
注意点
- やけどに注意:必ずミトンを着用
- 熱くなったスキレットに水をかけない ※割れることがあり
- 錆の原因になるので、料理や水を入れたまま放置しない
油を入れる時・塗る工程は、必ず火を止めて行ってください。また鉄製のスキレットは非常に錆びやすいです。使用後はすぐに洗浄・お手入れを。料理や水を入れたまま、水や汚れが付いたまま放置しないことが大切です。
使用前(初回)の準備:シーズニングのやり方
初回の手順
- 洗剤を使って洗い、さび止め油を落とす
- 火にかけて水分を飛ばす
- 油を塗る:大さじ2杯程度
- 弱めの中火に5分ほどかける(煙が立ってから1〜2分加熱する)
鋳物には陳列時に錆びないようにさび止め油が塗られているので、初回は台所用洗剤を使い、スポンジでゴシゴシと全体を洗います。洗剤を使うのは最初の一回だけ。今後、基本的にスキレットで洗剤を使うことはありません。(※汚れが激しい場合や落ちない時は洗剤を使うことがあります)
洗い終わったら水を拭き取って火にかけ、スキレットに付いた水分を飛ばします。水分が無くなったらサラダオイルまたはオリーブオイル大さじ1-2杯(全体に行き渡る量が目安)を入れます。
キッチンペーパーと箸を使い、油を全体にまんべんなく塗ります。
弱めの中火に5分ほどかけます。軽く煙が立ってからしばらく加熱するとだいたい5分くらいに。これで使用前の準備は完了! お料理スタートOKです!
使用後のお手入れ:汚れの落とし方
上でも書きましたが、スキレットには洗剤を使わないのが一般的です。馴染んだ油を残すため、お湯だけで汚れを落とします。どうしても汚れが落ちない場合は重曹を使用。スポンジやブラシの他、もんじゃ焼きのヘラを用意しておくと汚れ落としが楽です。
熱いうちにお湯を使って汚れを落とす方法
使い終わってすぐ、スキレットが熱いうちに熱めのお湯を入れ、スポンジ等でこすって汚れを落とします。
この時、熱いスキレットに水を入れてしまわないよう注意。温度差で割れることがあるそうです。
冷めてから水を入れ、火にかけけて汚れを落とす方法
スキレットが冷めてから水を入れ、火にかけます。汚れが浮いてきた所で柄の付いたタワシやブラシでこすります。
上記2つを組み合わせた私のやり方
- 冷めたスキレットに水を入れる
- 火にかけ、汚れを浮かせる
- 小さく切ったスポンジを箸でつまんでこする
- お湯を捨て、ポットから新しいお湯を注ぐ
- きれいになるまでこすり、最後にお湯ですすぐ
まずは冷めたスキレットに水を入れて火にかけます。汚れが浮いてきたら小さく切ったスポンジを箸でつまんでゴシゴシ。一度お湯を捨て、新しいお湯をポットから注ぎます。きれいになるまで繰り返し、最後はすすいで完了! この方法、簡単なのでオススメです。
使用後のお手入れ:乾燥と油の塗布のやり方
- 火にかけて水分を飛ばす
- 油を塗る:大さじ1-2杯程度
- 弱火で3分ほど加熱する(煙が立つまで加熱)
- 冷えたら完了
汚れを落としたら軽く拭き、火にかけて水分を飛ばします。
大さじ1-2杯の油を入れ、キッチンペーパーと箸を使って薄く伸ばし、弱火で3分ほど加熱します。軽く煙が出ればOK。油を塗っておくことで表面の酸化を防ぎ、錆が出るのを防止します。
さび止め効果を考えると裏面や取っ手を含めた全体に塗るのがいいと思いますが、私は食品に直接触れる表面のみ油を塗っています。ただしフチの部分・フチのちょっと外側も塗るよう心がけてみたり。このへんはお好みで。
保管方法
新聞紙に包んで湿気の少ないところで保管
冷えたら新聞紙に包み、湿気の少ないところで保管します。
2回目以降の使用時
手順
- 表面の油・汚れを水でさっと洗い流す
- 火にかけて水分を飛ばす
- 新しく油をひいて準備完了!
水とスポンジで表面の油をさっと洗い落とします。その後火にかけて水分を飛ばし、新しく油をひけば準備完了!
そんな感じ
めんどうと感じるか、楽しいと感じるかが分かれ目
そんなわけで洗うのに時間がかかったり、使用後に油を引く必要があったりと、普通のフライパンに比べてスキレットは手間がかかります。ですが、油が馴染んでスキレットが育っていく様子が楽しくなってくると無性に使いたくなるのです。
基本的に洗剤は使わないけれど……
「基本的にスキレットには洗剤は使わない」と書きましたが、じつは私はけっこう洗剤を使っています。使用後に台所用洗剤を使ってしっかり洗浄、空焚きして乾燥、さび止め用の油を塗布して保管という流れで使うことが多いです。しっかり洗うことを前提にしているので、塩分の多い食材も気にせず調理しています。
「スキレットに洗剤」は意見がわかれるところ。洗剤は使わないのが主流ですが、汚れや気分によってうまく使いわけるといいんじゃないかと! 大事なのはさびさせないことです!
キャプテンスタッグ CAPTAINSTAG ダッチオーブン コンボクッカー 25cm M-5534 クッカー セット アウトドア キャンプ キャンプ用品 行楽 遠足
価格:
4,058円
感想:0件 |