第18回新潟県議会議員選挙で朝一番に投票してみました。
選挙でその日一番最初に投票する人は、投票箱の中に何も入っていないことを確認するミッション(ゼロ票確認)を科せられる、ということはずいぶん前から知識として知ってはいました。
でもこれまで実際に経験したことがなかったので、今回、新潟県議会議員選挙で一番になるべく、選挙に行ってみました。
目指せ一番!ゼロ票確認!
岡本と関根は投票区が異なるので、それぞれの投票区で一番を目指してみました。ヒマなのではない。仕事熱心と言ってくれたまえ。
C2投票区投票所
まずは、岡本の管轄であるC2投票区。時間は朝6時をちょっと過ぎた頃(選挙は7時から)。もしかしたら毎回一番に投票する常連のじいさんとか居るんじゃないかとドキドキしていたのですが、余裕の一番ゲットだぜ!
会場の中にいた人に「一番目指してきたんですけど!」と伝えたところ、「では時間まで外でお待ちください」とのことだったので、言われた通り、外で待つことにします。
この日の朝の気温は5度。桜の咲く季節とは言え、朝晩はまだまだ冷える新潟です。しかし、こんなこともあろうかと防寒対策はバッチリなんだぜ。車の中で待ってると後から来た人に一番を取られる可能性があるので、出入り口前で待機! なんならストーブでお茶沸かす事も考えましたが、それは自重しました。
6時15分を回った頃から、投票管理者と思われる人が来始めました。表に投票所の張り紙を貼ったり、スリッパを出したりと準備が始まります。
その後、6時半に中からラジオ体操が聞こえ、6時45分頃に立会人が到着。そして、6時50分、投票会場となっている部屋の前に通されました。第1号選挙人当確の瞬間である。
結局、選挙人第2号が来たのは投票開始ギリギリの6時58分でした。
C4投票区投票所
ところ変わってこちらは関根が向かったC4投票区投票所。こちらは6時40分に現場に到着。
車の中で開場を待っていたら立会人と間違われる事案が発生。なんでもこの日はこの地域の祭りだったそうで、立会人はここに駐車できないんだとか。選挙人だから無問題。
こちらも余裕の第一号ゲット! というか、結局、関根がいる間は第2号の選挙人はこなかった模様。
ゼロ票確認の流れ
選挙人第一号の特権! ゼロ票確認の流れは以下のような感じでした。
- 投票券を確認
- 立会人2人と第1号選挙人の3人で投票箱の中を確認
- 投票箱の施錠を確認 (C4投票所では施錠確認の際にカギをガチャガチャして確認したそうですが、C2投票所では特にそういうのはありませんでした。)
- 普通に投票
- 投票録に住所と氏名を記入
以上です。案外あっさりと進行しました。
今回は県議だけだったので投票箱はひとつだけでしたが、これが衆院選ともなると小選挙区、比例、最高裁の3つの投票箱を確認することになります。それはそれで!
気になる投票箱の中の写真ですが、残念ながら撮影NGでした。写真を期待していた方はごめんなさい。でも、投票箱の写真をTwitterなんかにアップしてる人もいるので、この辺の対応は選挙区や自治体なんかでまちまちのようです。
まあ、これは一番に投票に来た人の特権ということで。ところによっては一番の人に感謝状を出しているところなどもあるようですよ。
投票済証明書
ついでに投票済証明書ももらってきました。これは選挙に行った人なら基本みんなもらえます。でも、用意していないところもあるようです。実際、C4投票区ではもらえませんでした。まあ、普通必要ないですしね……
証明書は特に決まったフォーマットがあるわけではないようで、どのような証明書がもらえるかはもらうまでのお楽しみ。
一生に一度は経験しておきたいゼロ票確認
ゼロ票確認は一番の人だけが行うというところが多いようですが、ゼロ票確認する選挙人の人数については規定があるわけではないので、ところによっては複数人の場合もあるようです。
厳格なイメージのある選挙ですが、選挙に付帯するおまけ的な部分は意外に投票区レベルで違いあるみたいです。
期日前投票でもゼロ票確認
ゼロ票確認イベントは期日前投票でも発生します。期日前投票では第一号の選挙人の他に、投票箱がいっぱいになって交換した後にも発生するそうなので、朝が弱い人でもチャンスがある! かも? 今度は期日前投票も制覇してみたいかもしれない。
え、候補者の政策ですか? ぶっちゃけ新聞もテレビもあんま見ないんで、よく分かんないんですよねぇ。選管あたりで、候補者の主張を簡潔にまとめたサイトとか作ってくれないですかねー。