CASIOのデジタル腕時計「F-91W」を買ってみた

2015/03/08 19:24

　世界で最も売れている(らしい)CASIOのデジタル腕時計「F-91W」を買ってみました。

　「F-91W」は世界で最も売れているデジタル時計と言われています。なんでもあの超有名テログループ「アルカイダ」でも使われていたということで性能はお墨付き。F-91Wを使った時限爆弾の作り方なんてものも開発され、アメリカではこの時計をしていたためにテロリストとして逮捕されたなんて言う話もあります。

　というわけで、ある意味、安心と信頼のCASIOのデジタル時計「F91W」を買ってみました。(ついでにF-105Wも。)

　見よ！　ホームセンターの腕時計売り場の下の方でひっそり売られていそうなこのチープなパッケージ(実際、このパッケージのシリーズはホームセンターで売られている)を！　とても世界で最も売れている(らしい)腕時計には見えません。

　しかし侮るなかれ！　このわずか20gの超軽量ボディに

アラーム
ストップウォッチ
オートカレンダー
LEDバックライト
生活防水

といった多彩な機能を搭載。最近流行りの電波時計やソーラー発電といった機能はありませんが、電池寿命はなんと7年という驚異の長寿命をほこります。人生80年としても電池交換は10回程度。そもそもソーラー発電でも長く使ってれば内蔵電池が少なからずヘタって交換必要だしね。ソーラー発電なんていらなかったんや！

　ディスプレイには曜日と日付を表示。オートカレンダーなので、うるう年以外は日付あわせをする必要がありません。時間の表記はワンプッシュで12時間表記と24時間表記を切り替えられます。
　このF-91Wはディスプレイの枠の色が青(F-91W-1)ですが、海外モデルではこの他にグリーン(F-91W-3)やゴールド(F-91W-9)が存在します。

　LEDライトは左側にひとつついています。正直、あまり明るくはありません。暗闇で時間を確認するのに必要最低限の明るさといったところです。

　G-SHOCKなどのごっついデザインにスポイルされた日本人は物足りなさを感じるほどのシンプルさ。だがそれがいい。なにより、すっごい軽いです。付けてることを忘れるレベル。ただし、バンドはポリウレタン製なので、数年でダメになるかも。

　ラグ幅は18mmで、女性の腕だとちょい大きめかな、という感じ。まあ、このモデルの手が小さいというのもありますが。

　でも、そんな高機能だとお高いんでしょう？

　いえいえ、なんとこの「f-91W」、定価2,900円(税別)、実売価格1,000円前後でご提供されています！

F-91Wとその仲間たち

　CASIOから発売されている「F-91W」と似たようなスタイルのデジタル時計に「F-84W」と「F-105W」があります。それぞれの違いは以下の通りです。

F-84W

　F-91Wの日本国内モデル(というか、F-91Wが海外モデル)。基本的な機能はF-91Wと同じで、違うのは主に外観です。ラグ幅16mmとF-91Wに比べて狭くなっています。メンズに分類されていますが、ラグ幅が狭いので、どちらかというと女性向きかもです。価格は定価3,500円(税別)。実売で1,000円ほどです。