Tシャツと針金ハンガーで猫がよろこぶテントが手作りできる! ということで作ってみました! 襟ぐりの部分を入り口として活用。猫用テントとして紹介されてますが、犬もよろこぶかも??
海外サイトで「cat tent」として紹介されていたものを参考に作ってみました。猫ハウスやキャットハウスとも呼ばれる猫のちょっとした隠れ場所。元記事はインチ表記でしたが、センチに直して作成しました。Tシャツをこんなふうにリメイクしちゃうとは、よく考えますねー。
猫テントの作り方
材料
- Tシャツ(長袖でもOK):1枚
- 針金ハンガー:2本
- 段ボール:35-40cm四方くらいのサイズ
- ガムテープ
- 安全ピン:10本くらい
道具
- ハサミ
- 針金ハンガーカット用・折り曲げ用のニッパーやペンチ
- 段ボールに穴を開けるための千枚通しや画鋲
作り方
- 段ボールをカットし、土台を作る
- ハンガーのフック部分を切る
- 針金をU字型になるよう形を整える
- 土台の四隅に穴をあける
- 針金を土台に差し込み、先を折り曲げ固定する
- 全体の形を整え、針金が交差した部分を固定する
- 骨組みにTシャツをかぶせる
- 裾と袖を底面に折り込み、安全ピンで留めて完成!
1. 段ボールをカットし、土台を作る
段ボールを35-40cm四方くらいのサイズにカットします。正方形である必要はないので、だいたいでOK。
折り目のある所しか切り出せなかったので、中央にもう一枚当てて補強しました。これで強度アップ&曲がりにくくなります。
2. ハンガーのフック部分を切る
ハンガーは2本ともフックの部分を切り取ります。
3. 針金をU字型になるよう形を整える
ハンガーから切り出した針金を伸ばし、U字型になるように曲げます。できるだけなめらかな弧を描くようにするときれいな仕上がりに。両端は段ボールの対角線の長さになるようにします。
4. 土台の四隅に穴をあける
千枚通し等を使って土台の四隅に針金を通す穴を開けます。画鋲を使う場合は刺してからグリグリと回すと穴を大きくできます。
5. 針金を土台に差し込み、先を折り曲げ固定する
土台にあけた穴に針金を差し込みます。
ペンチを使い、針金の先を内側に向けて曲げます。折り曲げる長さは2-3センチくらい。
曲げたらガムテープを貼って固定。これを4ヶ所ともやります。
6. 全体の形を整え、針金が交差した部分を固定する
全体を見ながら針金のカーブの均一さなどをチェック、修正します。土台を回しながらいろんな方向から見てみると良いです。高さを出さずに全体を低めにした方がきれいな形にできる印象です。
形が決まったら針金のクロスしている部分をテープで留めます。これで骨組みは完成!
7. 骨組みにTシャツをかぶせる
骨組みにTシャツをかぶせます。Tシャツの前後ろはどちらでもいいので、出したい柄・色の方を上にしてください。Tシャツのサイズによっては伸ばしながらになるかもしれませんが、少しきつめの方が折りたたむ量が少なく済み、仕上がりもきれいになります。襟ぐりの位置(出入り口)は骨組みの真ん中に来るよう調節します。
8. 裾と袖を底面に折り込み、安全ピンで留めて完成!
全体の張り具合を調節しつつ、安全ピンを使って裾部分を裏側で留めます。
裾を留めたら次は袖部分を引っ張りながら同じように裏側で留めます。安全ピンで留める位置、数は自由です。張り具合やシワの出方等、様子を見ながら留めてください。長袖の場合は袖を畳んで留めればOK。
安全ピンを使うのが心配な場合は、針と糸を使って縫い止めても良いと思いますよ!
これで猫テントの完成です!
猫に与えてみる
小さい猫が先に飛び込んだ! そして取り合っている図。布がびよーんと伸びるのも好きらしい。(やめて壊さないでー!)
襟ぐりを利用しているので出入り口はけっこう丈夫。大きい猫でも問題なく入れます。
交代してご満悦。入り口のこのサイズに心惹かれる模様です。
これはおすすめ!
今回は白いTシャツを使いましたが、部屋の雰囲気にあう色や柄のTシャツを使ってみるといいんじゃないかと思います。セーターやニットで作れば冬用の猫テントになるんじゃないかと! まさに現代版の猫ちぐら。Tシャツが余っている方はお試しあれ! はじめて見た人に手作りだとは思ってもらえないクオリティのものが簡単にできちゃいますよ!
追記
猫が出入りしたり遊んだりしていると、しっかり張ったTシャツもだんだん伸びてきてしまうことが。その場合は裏の安全ピンを外してもう一度ひっぱりながら留め直すと張りが復活します。
よりしっかりした作りにしたい場合は土台の段ボールを木の板などに変えると良さそうです。うちの猫はけっこう気に入っている様子なので、今後も飽きずに使うようなら次は木で作ってみようかと計画中です!