圧倒的な認知度を誇る亀甲縛りですが、その結び方となるとあまり知られていないようです。見た目は複雑そうですが、実は意外と簡単に結ぶことが出来ます。
亀甲縛りの方法はここで紹介する縛り方の他にもいろいろとヒモの回し方にバリエーションがあるようです。まあ、亀甲模様が出来ればおkってことで。
縛り方
必要なヒモの長さは縛りたいものの直径や作る六角形の数などで変わってきますが、だいたい、縛りたい物の縦の長さの10倍程度を用意しておけば足りると思います。長い分には切れば良いので。
まずはヒモを半分に折って二重にします。
八の字結びをしていくつか結び目を作ります。結び目と結び目の間に出来る輪が完成時に亀甲模様になります。
八の字結びはこんな感じです。よく分からなければ、別に玉結びでも問題ありません。
ヒモの端を下から回して、先端の輪に通します。
ペットボトルなどの首があるものを縛る場合は先端の輪を首にかけます。
2本のヒモをそれぞれ左右から表面に回します。
表に回したヒモを輪に通し、引き締めて輪を広げます。
ヒモを裏面に回して交差させ、再び表面に回します。
ヒモを再び輪に通します。これで六角形の模様が出来ます。きれいな六角形にならなかったときはヒモを通す位置やテンションを調節して整えて下さい。後はこの繰り返しです。
六角形だけでなく、菱形もまたいとおかし。菱形の場合は「菱縄縛り」と言いますが、まとめて亀甲縛りでも良いみたいです。
ちなみに、ここで亀甲縛りされてる本には亀甲縛りの縛り方は掲載されていません。あしからず。
いろいろ拘束出来ます
簡単に縛れる割にがっちりと固定出来ます。意外と実用的な縛り方かも。資源ゴミのときに雑誌や段ボールを亀甲縛りすれば、ご近所から注目を浴びること間違いなしです。