にんじんなどの野菜を星形に切りたいけど、星の形の野菜抜き型・クッキー型がない！ という方に。抜き型がなくても包丁だけできれいな星形に切ることができます！ クリスマスパーティーや七夕のメニューにピッタリ☆ 一手間加えれば立体的な星にもできます。
抜き型を使わずに星形に切る方法
一度、正五角形に切ってから星形にしていくのがポイント。この手順でやるときれいな星形になりますよ！
1. にんじんを1-1.5cmほどの厚さの輪切りにする。
にんじんを輪切りにします。厚さは目安なのでお好みで。
2. 正五角形になるようカットする
正五角形になるように切ります。
五角形を切り出すのはなかなか難しいので、正五角形の型紙を用意し、それにあわせて切るようにするときれいに切ることができます。型紙の作り方はのちほど紹介します。
3. 星の凹んだ部分を作る
五角形の辺の部分を切って星の凹んだ部分を作っていきます。リンゴの芯を取る時の要領で三角に切り取ります。
5ヶ所切り取れば星形に！ 最後に全体を見て微調整をします。
4. 完成！
形が整ったら完成です！
一度、五角形にするのは面倒な感じがしますが、こうすることでバランスが取りやすくなり、左右対称なきれいな星形にすることができます。でも星であれば多少ゆがんでいてもそれはそれでかわいいかも？ あまり細くしすぎると煮崩れる原因になるので、太めのふっくらした星にしておくのもポイント。この作り方だと細くなりすぎないのでおすすめです！
一手間加えて立体的な星に
花びらを立体的に見せる「ねじり梅」の手順で星を立体的にすることも可能。この行程はお好みで。詳しくは「ねじり梅」の作り方をご覧下さい。星形を立体的に切ったものは桔梗の花の飾り切りとして使えるかもしれないですね。
正五角形の型紙の使い方
何もない状態からきれいな五角形を切り出すのはけっこう難しいです。そこで活躍するのがこの正五角形の型紙。型紙の辺と平行になるように切っていけば様々な大きさに対応可能、正確な五角形を簡単に切り出すことができます。牛乳パックで作れば繰り返し使えます！ 星形の他、花形(梅・桜)を作る時にも活躍します！
※以下「○cmの正五角形」という言い方をしていますが、正確には○cmの円に内接する五角形です。
正五角形の型紙の作り方：プリンタで印刷・転写バージョン
正五角形の描かれた用紙を作ってみました！ タイトルは「ねじり梅用」となっていますが、星形を切る時にも使えます。PDF形式で掲載していますのでダウンロード・印刷してご利用ください。これを牛乳パックにのせ、強くなぞって跡が付いた所をカットすれば型紙の完成。2cm、3cm、4cmの五角形の型紙が作れますのでお好みでどうぞ。ちなみに私が使っているのは3cmのものです。
たくさん作らないのであれば、印刷した紙をそのまま切って使ってもいいと思いますよ！
正五角形の型紙の作り方：手書きバージョン
以下の方法で3cmの正五角形が書けます。そこまで正確ではないですが、型紙であればこれで充分です！
用意するもの
- 牛乳パック
- コンパス
- 定規
- ハサミ
書き方の手順
- 半径1.5cmの円を描く
- コンパスで1.8cmをとり、円上に印を付ける
- 印を付けたところにコンパスを刺し、繰り返し1.8cmの印を付ける
- 印をつなげば正五角形に！
この方法で普通の紙に書いてから牛乳パックに転写、もしくは牛乳パックに直で書き込んでもOKです。牛乳パックは鉛筆がのりにくいですが、跡さえ付いていればいいのでぐりぐりやってみて下さい。自分はこの方法でいけました。
そんな感じ
花形と同じく、抜き型がないと諦めてしまいがちですがちゃんと手順を踏めば抜き型で抜いたようなきれいな星形に切ることができます！ 慣れればけっこう簡単。クリスマスや七夕におすすめですよー！
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