緑色の風船のような実を付けるつる性の植物「フウセンカズラ」。風に揺れるその姿は涼しさを感じさせてくれ、またハートの模様がついた種はかわいらしくもあり。
去年育ててみたところ予想以上にたくさんの種が収穫できたので、今年はこの種を使ってグリーンカーテンを作ってみようと計画。成長の様子をレポートしていきたいと思います!
最初にフウセンカズラを育ててみたのは3年前のこと。ユウガオの苗をもらう時にフウセンカズラの苗ももらい、一緒に育てたのが始まりでした。
夏が終わり、なんかかわいいなーという気持ちでカラカラになったフウセンカズラの種をちょっとだけ収穫し、ドライフラワーよろしく飾ってみたり。そして冬を越し、春を迎え。種のまま夏を越し。。
そうして収穫から2年経った春。(それまでのぞんざいな扱いとは打って変わって)どうしても育てたくなり、取っておいた6粒ほどの種を蒔いてみたのでした。古い種だったので発芽率が心配だったのですが、6粒のうち5つが発芽し、4本がしっかりと成長。秋にはけっこうな数の種を収穫することができました。
これがその時に採れた種。見た目のかわいさも兼ねて小瓶に入れて保管。
(※種の保管は通気性のいいネットとかの方がいいみたいです。でも瓶に入れてても大丈夫そうでした。)
種の大きさは5mmほど。黒い種なのですが、白いハート型の模様があるのが特徴。おさるさんの顔っぽいです。ハート型にちなみ結婚式のお土産とか、2次会のドラジェとして配ることもあるとかないとか。それ良いな!
そうして迎えた2012年初夏。種もいっぱいある事だし、流行りのグリーンカーテンにしてみよう!どうせなら成長の様子を写真に収め、栽培記にしよう!と思ったわけであります。
無事に成長したら、今年の秋に総集編「グリーンカーテンを作ってみた」という記事にする予定。それではみなさま、よろしければお付き合いくださいませー。
種まきから発芽まで
種を蒔く前に。
フウセンカズラの種まきの時期は4月-5月と言われていますが、ゴールデンウィークを過ぎ、充分に暖かくなった頃が良いそうです。発芽に必要な温度が25度らしいので、けっこう気温が必要。寒冷地にお住まいの方は5月の末で良いと思います。
去年はゴールデンウィーク終了後すぐに蒔いたのですが、発芽までかなーり待ちました。なので今回は時期を遅らせて5/25に種まき。
種が固いのでそのまま蒔くと発芽しない場合も多いとか。種を蒔く前に一晩ほど水につけておくと発芽率がアップするそうです。
種まき!
今回はのちほど植え替えるつもりなので、とりあえず芽だし用の鉢を用意。
指で2-3センチほどの穴をあけ、種を一個ずつ蒔いていきます。種を入れたら軽く土をかけ、水をあげたら種まき完了!
発芽まで
鉢を外に置いて発芽を待ちます。水は切らさないようにこまめにあげていました。
2年前に植えたときはなかなか芽が出ず、3週間くらいかかったのですが、
種まきから8日後、6/2に発芽しました!やはり5月の下旬、暖かくなってから蒔いたのが良かったようです。ゴールデンウィークが終わってすぐに蒔いても、発芽時期は結局同じ頃になりそうな予感。
じつは種がたくさんありすぎて用意した鉢に収まりきらず。。受け皿に土を敷いて芽出しをしちゃいました。こちらは屋内の窓際に置いておいたのですが、気温が高かったようですぐに発芽、屋外に置いたのが発芽した6/2には本葉も出始めてました。
こんな感じで無事に発芽!次回は植え替えです!グリーンカーテンは自宅に作ろうと思うので、ここで苗をお持ち帰り。さてさて、ちゃんと育つかなー。
追記
2013/05/11
フウセンカズラ栽培記をまとめ、グリーンカーテンができるまでをひとつの記事にしました! こちらも是非ご覧下さい!