とある日のこと、子供会的なイベントに参加した子が「バウムクーヘン作ったんだけど、なんか灰色だし美味しくなかった。」と若干涙目で訴えてきたわけで。そうかーそれは残念だったなー、よーしおねぇちゃんにまかしときー。
ということで作ってみることにしました!てか、自分がやってみたかっただけです。キャンプやバーベキュー等、アウトドアな時の一品にどうぞ!
追記
よりふんわり美味しく作れるレシピ改訂版を書きました! 是非こちらもご覧ください!
事前にネットで情報収集。メレンゲを入れたりするこだわりレシピもありましたが、誰にでも気軽にできるよう、できるだけ簡単に作りたい。なので基本ホットケーキミックスの簡単レシピで作ってみました。
まずは買い出し!業務用スーパーでホットケーキミックスを2袋購入。(結局使ったのは1袋だけだったのですが。)あとは卵とバター。レシピは最後にまとめて書きます。
続きましてバウムクーヘンのキモ、芯棒を作ります!今回は片手で持てるサイズのものを製作。バウムクーヘンの芯には中からも熱が伝わる竹が向いているとのこと。
作業所をあさり、いい感じの竹を入手。破裂防止のため節と節の間に穴を空けておくのをお忘れなく。のこぎりでさっくり。電ドリぶいーん。
あ、ちなみに芯棒の前世は竹ぼうきの柄です。
火が当たる場所にアルミホイルを巻いたら芯棒完成!
続いて生地作りに取りかかります!
まずは袋に記載されているホットケーキ生地の分量に従って水、卵、ミックス粉を混ぜていきます。量が多いのでボールよりも縦長のタッパが便利。また生地をかけるときもタッパ方がやりやすいです。アウトドアで大量・巨大なものを作る時は衣装ケースがいいとか。。
やだ、男らしい//
生地を混ぜたら溶かしバターを投入。アウトドアの場合は湯煎や火にかけて溶かせばいいと思いますが、今回はレンジでチンしました。(超インドア。)
ホットケーキの生地にバターを足しただけだと固いので、様子を見ながら水を増量。1-2割多く入れると良さそう。これで生地が完成!
それでは焼きに入ります!芯棒に生地をてろーん。それでは、on the fire!
火の上に置くと生地が温まってゆるくなることが発覚!謀ったな!生地が落ちないように回し続けること、投げ出さないこと、それが一番大事。表面が固まればそんなに回さなくても大丈夫でした。最初だけ細心の注意が必要。
今回は2本同時焼き。焼く、かける、焼くを繰り返して太くしていきます。ぶつかるーー!こっちくんなーー!
いい感じの太さになってきた!
今日はこのくらいにしといてやろう。20回ほど繰り返したところで完成ー!
ケーキ入刀。
包丁で切れ目を入れ、ぱっかーんと棒から取り外します。一緒にアルミホイルまで切るとはずしやすい。芯棒から外したらお好みの幅にカット。
あれ?切っちゃうの?と思った方も多いはず。うまく芯棒を引き抜くことができれば丸型のバウムクーヘンも可能です。ぐりぐりぐりー。(小指立ってるよー。)
ぽんっと力尽くでな!竹の節がひっかかって抜けにくいので、芯棒を作る段階できれいに節を削っておくと良いかも、と焼いてから思いました。
バウムクーヘン完成!ちゃんときれいな年輪模様ができているっ!ちょっと感動!
では、実食!
ちょっとカリッとしている部分もあってクッキーっぽいです。売っているバウムクーヘンに比べるとかためですが、子どもにも好評。素朴ですね。ふんわりバウムを想像しているとアゴが壊れますが、これはこれで美味しいと思うよ!
バターはもうちょっと多めで良いかも?あと洋酒入れるとバウムクーヘンらしい風味になりそう。材料の研究を重ねるともっと美味しいものができそうだ。
それでは、今回のまとめです!(レシピは改善の余地がありますが)ポイントの方はかなり参考になると思いますよ!
手作りバウムクーヘンのレシピ
追記
レシピを改訂した第二弾はこちら! こちらの作り方・配合の方がおすすめです!
用意する物
- 芯棒・・・竹にホイルを巻いたもの
- ボールか大きめのタッパ(横長のものが使いやすい)
- 泡立て器
- お玉
- バーベキューセット
材料(直径約6cm、長さ20cmもの4本分)
- ホットケーキミックス・・・1kg
- 卵(全卵)・・・5個
- 水・・・800ml
- バター・・・200g
※袋に記載されているホットケーキ生地の分量を基本にし、1割-2割増しの水or牛乳とバターを入れる感じで。
作る際のポイント
その1:余分な生地を落とす
火の上に乗せると生地がゆるくなり落ちやすくなります。生地が炭の上に落ちると煙が出たり、灰が舞ったりしてそれがバウムクーヘンに付着。味も見た目も・・・って事に。前述の子ども会的なイベントで失敗した原因はこれだと思われます。
実は某市政だよりにその子ども会の様子が出ていたのですが、一斗缶の中で燃やした木でがっつり直火、生地たっぷり、そして極太の竹で回すのが大変、という状況でした。どんだけのアウトドアスキルを子どもに要求するのだ。
生地を付けたら、そのまま20-30秒くらい放置。余分な生地をしっかり落とす、これがポイントです!
その2:焦げ目は濃いめに
焦げ目はしっかりつけた方がきれいな模様ができるので、ちょっと濃すぎ?くらいまで焼くと良いです。けっこう焼いたつもりでも切ってみると案外模様が薄かったり。火力はおき火か、それよりも若干強めくらいがいいと思います。何層にも積み重ねた努力を目に見えるものにするためにも、しっかり焦げ目を!
まとめ
表面が焼ければいいので、竹じゃなくてもいいような気がしました。竹は穴開けがちょっと大変なので、問題なければ木の方が楽でオススメ。いつか木で試してみたいと思います。
キャンプやBBQにもオススメのバウムクーヘン作り。手間はかかりますが、やりがい、そして達成感があって楽しいです!子ども達はこういうの好きなのですごく喜びますよ。ですが。すぐ飽きてまだ細いうちに「もうこれでいい?」とか言っちゃうので、後半は大人がやってあげましょう。でも大人の方がはまる気がする。憧れの年輪模様を目指して、レッツクッキング!
静かなところで、ひとりでじっくりやりたくなりますなー。(発想がインドア。)
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