原信で七草セットが売られていたので、購入して七草がゆを作ってみることにしました。あんまり美味しくないというもっぱらの評判ですが、果たして、真相は如何に。結論から言いますと、アレを入れると誰でも簡単にとっても美味しくできます。そんな裏技を駆使しつつも七草がゆを土鍋で炊くというこだわり。
正月三が日を過ぎた辺りからスーパーに出現し始める春の七草。
こちらが原信で購入した「春の七草」セットです。一回り大きいサイズもあったのですが、そんなにあっても持て余すこと請け合いなので、こちらにしました。
選別中。
一応、パッケージの裏に絵が描いてあるのですが、微妙すぎて分からない。。
困ったときのGoogle先生頼み。
選別の結果。上段にもっさりあるのがナズナ。下段は右から、スズナ、スズシロ、ホトケノザ、ハコベラ、セリ、ゴギョウ。と思われます。てか、ナズナの量。。。
七草がゆの作り方
裏面のレシピに従って調理開始。まずは、おかゆをつくります。白米2カップ(2合)に対して、水7カップを投入。火にかけて、沸騰したら弱火にして30分くらいぐつぐつします。溢れないように注意。
その間に七草を細かく刻んで、塩を少々入れた熱湯でさっと茹でます。葉ものは茹でてから刻んだ方が栄養素が逃げないのではないか?という気もしますが、まあ、やりやすい方法でやればいいと思います。。
ゆで上がった七草。だいぶ量が減りますね。
七草をおかゆに投入。適宜、塩や醤油で味付けします。七草がしんなりしたら完成。らしいですが、既にしんなりしているので具合が分からないんだぜ。
というわけで完成−。
椀を出しなさい。まずは食わねば。
では、実食!
うーん。若干土臭くもあり、セリの風味もあり。なにか、春の河川敷に頭から突っ込んで口の中に草入っちゃった、みたいな芳醇な味わい。
いや、実際のところそこまで強烈ではないです。思ってたほど悪くはない、というか、普通のおかゆという感じで食べられます。
あと「ナズナばっかりなんでそんなに量が多いんだ?」と思っていたのですが、たぶん、ナズナが一番クセがないからではないかと思われます。あんなわずかな量しかなかったセリがここまで風味を残しているのですから、これがナズナ級の量投入されていたらと思うと…
まあ、味としてはそれなりに美味しく召し上がれるレベルですが、しかし、2人でこの量の七草がゆを処理するのはさすがに辛い。(ぶっちゃけ、おわん一杯で十分。)いくつかおかずも用意していたのですが、それでも間に合わない!
なんとかしてよド○えもーん!
大丈夫だよの○太くん!なべのもとー!(テッテレテーレーレー!)
これを加えるだけで、ただの七草がゆが鍋の後の雑炊のような深みを持つんだ!(えー。)
さらに味噌漬けがあれば何杯でも食べられるぞ!(もう七草関係ないレベル。)
実際、鍋の素は強力でした。。炭水化物味に中華がゆのような深みが現れ、美味しく召し上がれました。美味しく食べることが重要という方にはお奨めです。