「Simple Amazon」はWordPressでAmazonの商品を表示する事が出来るプラグインです。
Ver. 4.0では、キャッシュやAccess keyの管理をプラグインの管理画面から出来るようにしました。
Ver. 3.2.1からVer. 4.0への主な変更点は以下の通りです。
- コードを書き直して、クラスごとのファイルに分割した。
- Product Advertising API の Access Key ID と Secret Access Key を管理画面で入力出来るようにした。
- 管理画面からキャッシュを削除出来るようにした。
- プラグインのアンインストール時に設定を削除するか残すか選択できるようにした。
インストール
- ダウンロードした zip ファイルを解凍します。
- simple-amazon フォルダを wp-content/plugins フォルダに転送します。
- cacheディレクトリのパーミッションを777(または707)にします。
- 管理画面から simple-amazon を有効化します。
- プラグインの管理画面に移動して、「Access Key ID」と「Secret Access Key」を入力します。Access Key ID と Secret Access Key は http://aws.amazon.com/ で取得してください。
- 必要に応じて「オプション設定」を設定します。リンクウィンドウの挙動や詳細表示を設定できます。「あなたのアソシエイト ID」は入力しなくても機能します。その場合はicoroのアソシエイトIDが付与されます。(ありがとうございます!)
- 記事本文中にAmazon.co.jpの商品詳細ページのURLをコピペするだけAmazonの商品情報が表示されます。各テーマの php ファイルに <?php simple_amazon_view(‘ASIN’); ?> と記載することでも表示出来ます。
アップグレード
ファイル構成が変わっているので、以前のバージョンからバージョンアップする場合は、ディレクトリごと置き換えて下さい。置き換えた後は上記の「インストール」の方法に従って、設定をして下さい。
ダウンロード
Ver. 4.0の新機能
今回は管理画面に関連した変更が多いです。
APIキーの管理
これまで「Access Key ID」と「Secret Access Key」はphpファイルに直接編集して設定していましたが、本バージョンではプラグインの管理画面で入力するように変更しました。
データベースへのアクセスは出来るだけ少ない方が良いだろうと思ってAPIキーを直書きするようにしていたのですが、よくよく考えたら、オプションの設定を取り出すのに毎回データベースにアクセスしてるわけで。だったら、そこにAPIキーの一つや二つ追加されたところで負荷はたいして変わらんだろう。と。
キャッシュの削除
管理画面からキャッシュの削除が出来るようにしました。まあ、普通はあんまり使う機会はないとは思うのですが、個人的にプラグインの動作テストするときに管理画面からキャッシュの削除が出来た方が便利だったので付けました。。
アンインストール時の設定データの扱い
アンインストール時に設定データを消す機能は前から付けようと思っていたものです。アンインストールしても設定が消えないプラグインって結構多いんですよね。プラグインをアンインストールした後はデータベース開いてチェックして消してるのですが、やっぱりそう言うのはプラグイン側でしてくれた方がベストかと。
ただ、アップグレードのために一時的にプラグインをアンインストールする場合もあるので、アンインストールの時に問答無用で設定ファイルを消すのではなく、管理画面で、消すか残すか、選択出来るようにしました。(あんまりスマートではないですが。)
編集後記
自分でもどういうルールで付けているのか忘れてしまうので、メモ。。
バージョン番号ですが、Ver. 3.0以降は、一応、以下のようにしています。あくまで目安なので、その時の気分で適当に番号を付けてます。
- 小さめの変更(不具合の修正やコードの書換など)があった場合は0.01上がる
- 大きめの変更(新しい機能の追加やファイル構成の変更など)があった場合は0.1上がる
- データベースに納めているデータに変更が必要な場合は1.0上がる
あと、今後の展開ですが、最近たまーにAmazon.co.ukとかのネタを挙げることがあるので(といっても年に1回とかそんなレベル)、海外のAmazonにも対応しようかなぁ、と考えています。
追記
2010/06/18
Simple Amazon Ver. 5.0を作成しました。