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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

中越動物保護管理センターに行ってみた – ドリーム室

 センターの一番奥にあった「ドリーム室」なる名前の部屋。

中越動物保護管理センター

 保健所などに設置されている、炭酸ガスによる殺処分設備を「ドリームボックス」と呼ぶようです。かえって生々しい名前になっている気が。

中越動物保護管理センター

 2階まで高さのある装置。焼却までできるとのこと。

中越動物保護管理センター

 横にはガス制御盤と処理設備制御盤。

 やっぱりこの部屋が、、と思ったのですが、現在新潟県内では炭酸ガスによる殺処分は行われておらず、注射による安楽死のみとのこと。なのでこの設備は今は使われていません。ロッカーや段ボールが置いてありました。
 注射による安楽死という方法をとっている自治体はまだまだ少ないようです。何事にも後手後手な印象の新潟県ですが、動物を取り巻く環境はちょっと進んでいる様子です。

 ですが方法が変わっても殺処分という現実は変わらないわけで。新潟県内にある動物保護管理センターの譲渡数について書いてあるページがありました。

【地域による違い】
県内7ヶ所の施設で犬猫の保護管理業務をしていますが、地域によってさまざまな違いがあります。
特筆すべきは中越センターでの譲渡数の増加です。特に猫については平成17年度はたった1匹しか譲渡していなかったのが、平成19年度は県内施設で最も多い94匹を譲渡しています。
理由を伺ってみたところ、「生かせる命は処分しないで可能な限り保護を続ける、里親希望者さんから連絡があった際に条件にあう猫がいなくてもきちんと登録する、情報をオープンにする」といった工夫の結果とのこと。子猫だけでなく成猫でも飼いやすい猫の場合は案外、もらわれていくそうです。
このようなうれしい変化がある一方で、残念ながら上越や佐渡では数字上はそのような取り組みが見えてきません。 犬については上越での返還率がとても高く8割近くが返還されています。一番低い下越では半分しか返還されませんから、この辺りも改善が望まれます。
新潟県の猫事情

 県内にあるセンターの中でも中越動物保護管理センターは特に譲渡に力を入れているようです。この辺りは職員の方のがんばりが大きいと思います。センターの方にはこれからも是非がんばって欲しいです。うちも手伝えるところは手伝います!

中越動物保護管理センター

 保護されていたシーズー。高齢のため里親はみつからないのでは、と思われましたが、「NDN 新潟動物ネットワーク」が引き取ることになったそうです。こういった団体の活動も重要だと思います。

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