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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

味も見た目もインパクト大の「おけさ柿カレー」を食べてみた

 ついに手に入れた「おけさ柿カレー」を、ついに食べてみました。まずいだの意外といけるだの、一部では物議を醸し出している「おけさ柿カレー」は果たしてどんな味なのでしょうか。

おけさ柿カレー

 おけさ柿の干し柿がまるまる入っているという「おけさ柿カレー」。以前からその存在は知っていて、出先で探すともなく探していたのですが、ついに越後川口SA(上り)で発見し、購入しました。

おけさ柿カレー

 パッケージは普通のレトルトカレーのような箱ではなく、封筒状です。
 中には白いパウチが入っています。パウチの上から中身を探ってみると、なにやらハンバーグのような、何かの固まりが入っている感触があります。これがたぶん、柿。

おけさ柿カレー

 「おけさ柿カレー」のパウチ(写真左)は普通のレトルトカレー(写真右)のパウチに比べて一回り大きいです。柿が入っているせいでしょうか。

おけさ柿カレー

 パウチの隅に「おけさ柿」と印刷されています。これで他のレトルトカレーと一緒に茹でても間違うことはありません。

 そんなわけで開封です。

おけさ柿カレー
おけさ柿カレー

 おそるおそる。

おけさ柿カレー

 ごろんとなにか固まりが。2つ?いや、3つ?

おけさ柿カレー

 発掘。

おけさ柿カレー

 ハンバーグのようなこれが、柿です。まるまる2つ分は入っていました。干し柿というとオレンジ色をしたものを思い浮かべると思いますが、この干し柿はカレーに染まって焦げ茶色です。もっとも、本当に柿なのかどうかも、よくわからないのですが。

 さて、肝心の味ですが。

 まず、カレーソースを口にしてみました。第一印象は「和風?」。カレーうどん等のカレーの味。…と思いきや、その後、なにか独特な風味が来ます。この独特な風味を、icoroの一人は「サウナ味…」と言いました。
 「サウナ味」?とお思いでしょうが、これは言い得て妙。咽せるような湿度、汗の匂い、熱気などを感じさせる、この風味はまさに「サウナ風味」。
 そんなサウナ風味の中に、柿の味が隠れています。柿に由来するであろう甘みがありますが、辛いです。辛くないようで、結構辛いです。

おけさ柿カレー

 そして、干し柿。
 味は(当然)干し柿の味がしますが、食感は、干し柿と言うよりもコンビーフのようでした。ヘタなどは付いておらず、丸ごと食べられました。コンビーフだと思えば、本当に肉のように思えてくるのですから不思議です。

 そんなわけで、この「おけさ柿カレー」、人によって評価は微妙に割れそうです。たぶん、ダメな人は全然食べられないと思います。逆に「あぁ…まぁ…意外とイケるんじゃない…?(あんまりいらないけど)」という人も多いかもしれません。アクの強い和風ダシ風味のようなカレーに、「干し柿」という名のコンビーフが入っていると思えた者は勝ち組(我々は一体何と戦うというのか)。

 ちなみに食べた後に気付いたのですが、

おけさ柿カレー

 一袋で約2人前でした。。だから袋が大きかったんですね。
 でも、普通のレトルトカレーの内容量が200g位であるのに対して、「おけさ柿カレー」は240gです。二人分とするにはちょっと厳しいような気がします。暗に、あまり食べないようにし(ry

 正直、「よく商品化にOK出したなぁ」というレベルだと思うのですが、これ、食べたら食べたで、話の種にはなるかもしれません。いや、なります。お土産か何かでもらってしまったら、こういうエンターテインメントだと思って楽しみましょう。人生、なにごともチャレンジです。きっと。

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